飲み込めない

2003年11月4日

カツはほんとにガンコ者や!

あんまりカツが言うから、今日、主治医とそれから院長にまで「チューブはずしてください」ってサリー頼んだんやで。
「薬も自分で飲みます」って。

それで試しにお水を飲ませてもらおうとしたけど、
案の定無理。カツ、すごいがっくりしてた。
「自分でごっくんできないと、チューブとれないよ」
わかっていても納得いかない。
動かない自分の身体がはがゆくて仕方ない。

「ごっくんスポットがんじがらめ」
言いえて妙です。

(※飲み込みがうまく出来ないのは嚥下障害と言う。
その為、栄養分は口からではなく、鼻から胃にチューブで直接送っていた。)

でめな、カツ、そのやろうっていう気持ちが大切なんやって。
カツはやる気満々やから、見ていて頼もしい。
1回や2回の失敗なんかでがっかりしたらあかんよ。
サリーついとる。

それに今日は、ついに、くるまいすの許可も出た。
やったー!!憧れのくるまいすやー!!

リハビリルームは地下にあるんやで。
食堂も地下。売店は1階や。
カツの大好きなバイオハザードみたいやで。
ずっとベッドにしばりつけられてる生活から
もう少しで脱出できるよ。
サリー応援してるよ。

いろんな事で、いろんなやりとりがあって、サリーには戦わなあかん相手がいっぱいおる。
今日の医者との話し合いとか、頭の固い役所の連中とか。
カツのお父さんたちにも、いろいろわかってもらわんとあかんことがいっぱいある。

でめな、サリーは大丈夫。負けないねん。
だってな、カツの事、誰よりもわかってるのはサリーやねん。
きっとカツやったら、こうしてほしいって言うやろうなあって。
だからその辺はサリーを信じてまかせていてね。

サリーが望んでいるのは、そしてきっとカツも望んでいるのはわが家の平和な暮らし、Once againや。
貧乏でちっちゃいおうちでも、ふたりで眠れるベッドがあって今回はうまくできたねーとか言いながら、カレー食べて。
そのためにもサリーは頑張る。
カツだって、自分の身体とあんなに戦ってるんやもん。
サリーがめそめそしてる場合とちゃう。

「すごいでしょ、うちの女房」ってカツの自慢の妻になるよ。
カツはずーっとサリーの自慢の夫やけどね。

かんばれカツ!がんばれがんばれ。
本当に何て辛い運命やって思うけど、呪ったらあかんよ。
サリーの口も、手も足も、全部カツにあげるから
カツの為だけに生きるから。

ふたりで本当に幸せになろうね。

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