非常識なふたり

2003年11月6日

今日はカツの誕生日。
そして誕生日祝い(?)に一般病棟へ移ることが決まった。よかったね、カツ!テレビも見れるって!

それから今日はさんざんごねて、鼻のチューブを抜いて、お水を飲む練習をしました。
できなかったけどねえ。
主治医の先生からも「もう2度とこんな危ないことやりませんからね!」としかられました。

でもサリーはちゃんと見たよ。カツののどぼとけ動いとった。カツは自分の意志で、ごっくんしようとしとった。それで充分。今はまだ無理でも、カツはきっと出来るようになるよ。サリーは確信しとる。
これからはきっと常識との戦いや。
カツの生命力は、今は医学の常識を越えとるねん。

負けるなカツ!がんばれカツ!
サリーがずーっといっしょに戦うからね。

今日、帰ろうとしたら「居て」って声に出した。
そうやでカツ!その調子!
カツは今日、やっと話せないのも息苦しいのも鼻のチューブのせいじゃなくて、自分の身体が弱ってるからやと認識した。
それで、その上で声に出そう、話そうと努力してる。その気持ちが一番大切なんやってサリーは思う。

「英会話と同じ」と書くと、ウンってうなづいたもんね。
カツ、えらいよ!

車イスにのって、サリーとカンファレンスを受けることになったのも主治医は、「どうせ、本人にはわからないでしょう」と言ったけど、サリーは「いっしょに!」ってたのんだんや。
あのとき、くるまイスを押してくれてた看護婦さん、無理矢理カツを部屋に連れてきてくれた。うれしかったー。
あのおばあちゃん看護婦は、うちらの味方や。忘れたらあかん。
いっしょにカンファレンスもうけてくれた。
もしかしたら後であの人もしかられたかもなー。
明日、きいてみよっと。

医者の言ってることが、理解できないほど、サリーはアホとちゃう。
彼の言う事の方が、うんと正しくて、元に戻ることなんかまだまだ期待しちゃいけない状況なんだって事もよくよくわかってる。

でもだからって希望のない入院生活、リハビリ生活にいったい誰が前向きになれるって言う?
元にもどらないことの方が多い。それは統計学の問題。
絶対に元にもどらないと誰にも言い切れないなら、サリーはその可能性にかけるよ。

もともと非常識なふたりやもん。
それが私らに似合ってると思うねん。

がんばろうな、カツ。
サリーはずっとカツとおるよ。
死ぬまでいっしょや。
夫婦やからね。

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